女性向けの育毛剤の選び方

　育毛剤を選ぶときに、最も重要なのは商品の配合成分です。洗髪の洗い上がりの良さや育毛の効果を決めるのは配合成分が全てだといってもいいでしょう。有名なヘアケア用品などは、ＣＭの影響でフサフサになる効果が大きいイメージを抱きがちですが、商品のイメージと実際の効果はあまり関連しません。一番大切なのは、育毛剤の成分をきちんと確認することです。配合成分はネット上に公開されている場合が多いので、商品ページを見て確認しましょう。また有名メーカーの商品などはネット上では成分を公開していない場合もあるので、その場合は実際に店頭で商品を手に取って確認しましょう。

　育毛剤の成分の効能は、髪の毛の土壌となる頭皮を修復したり、守ったり、働きを活発にしたりと様々ですが、大きく分けると１０つの効能があります。それは脱毛因子（男性ホルモン抑制）、血流促進、細胞活性（栄養補給）、皮脂抑制、頭皮保湿、炎症抑制、代謝活性、雑菌防止、角質溶解、頭皮の酸化防止です。例えば脱毛因子（男性ホルモン抑制）の成分は冬虫夏草エキス、フラボステロン、エストラジオールなど、血流促進の成分はエビネエキス、サンザシエキス、トウキエキスなどがあります。それぞれの効能がある成分についてもネット上に掲載されているので、チェックしてみましょう。育毛剤の成分を見るときは、配合成分がこの１０の効能のうちどの効能をどれほど満たしているかをチェックするようにしましょう。商品によっては１つの効能を集中的に満たしている物もあるかもしれませんが、１０つの効能を全て満たして初めて育毛の効果が十分に発揮されるので、やはりバランスよく配合された物の方がいいでしょう。

　また、配合成分は商品の品質そのものなので、良い成分が使われている場合は当然コストがかかり、商品も高額になります。市販の安価な商品はそれなりの配合成分が使用されているので、効果もそれなりだということは知っておきましょう。良い育毛剤は、配合成分と商品の価格のバランスが取れており、コストパフォーマンスが良いということです。目安としては、女性用育毛剤なら３０００円以上のものを選ぶようにしましょう。

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